子どもを授かって、初めて考えたお金のこと

妊娠がわかったときの我が家の財政状態は、

  • 妻が結婚の時に親からもらった貯金が50万円
  • 給与振り込みに使っている私の口座に生活費が70万円

というのが、全てでした。

わからないけど、やばい、と思いました。

  • まずは出産までに、どれくらいお金がかかるんだろう?
  • 育児にはどれくらいお金がかかるんだろう?

何も知りませんでした。

今日は、実際に起こったお金にまつわる出来事と、私が実際にやったお金にまつわることの話をしようと思います。

最後までお付き合いいただけたなら、嬉しいです。

妊娠したら解雇された

妻は、派遣で工場に勤めていたのですが、妊娠を会社に報告すると

「階段が多いので、妊婦はNG」

という理由で、解雇されてしまいました。

初めての妊娠で、何をすればいいのか混乱していました。正常な判断力はありませんでした。

すごく理不尽なのは理解できましたが、派遣会社と交渉するような精神的な余裕はありませんでした。

妻と話し合って、泣き寝入りすることにしました。

妻は40歳なので高齢出産ということになります。

どうせ仕事しなくて良くなったなら、そのまま妊娠期間中は安静にして、とにかく無事に出産することに集中してもらおうと思ったのです。

残業を増やすことにしました。

お金は、自分が稼ぐから心配しないで。

妻に伝えました。

嫌味を言ってくる上司に頭を下げた

妊娠の報告は、上司に嫌われていたので、言い出しづらかったです。

それでも親にはなってしまう。妻と約束もしました。お金は必要です。

頭を下げて、仕事があるときは多めに残業させてもらえるようになりました。

普段嫌味しか言ってこない人間が、あっさりと協力的になる。

妊娠、出産のもつ効果ってすごい。

必要な残業時間は月40時間

で、どれくらい働けばいいのだろう? 考えてみます。

お金がかかるのは

  • 哺乳瓶などの、出産後のために買い揃えておくもの
  • マタニティ服など、妊娠期のために買うもの
  • 子供の教育費のための、毎月の貯金
  • 自分たちの生活費

です。

家計簿を確認して、必要額を毎月28万円としました。

 

毎月40時間の残業が必要でした。

妻の体調も安定せず、精神的にも脆くなっている状態での、毎日平均2時間の残業です。

赤ちゃんができたら考えるお金の本

赤ちゃんができたら考えるお金の本

本を買いました(私が買ったのは2019年版です)。たまひよのベネッセが出しています。

今まで、お金のことについて何も勉強して来ませんでした。

初歩的な本でしたが、十分に実用的な知識が書かれていて、すごく参考になりました。

教育費がひとり1000万円時代と書いてあります。

もし本当に、息子が産まれて、18歳になるまでに1000万円が必要なら、

1000万円 = 18年 × 12か月 × 毎月の貯金額

毎月46296円です。

はじめのうちは児童手当が月15000円もらえるので、全て貯金して31296円。

毎月32000円の貯金。

今まで貯金が成功したことがない人間には、難しいと思いました。

死亡保証を3000万円まで上げた

同時に考えなければいけないのは、保険のこと。

もしも自分が倒れてしまったら、妻子が路頭に迷うことになります。本には、死亡保証3000万円くらい必要だと買いてありました。

日本生命に連絡をして、保険の補償プランを、高いものにしてもらいました。死亡補償3000万円、3大病500万円とか、そんなやつです。月々約2万円。

ちなみにこの、生命保険ですが、現在は死亡補償1700万円のみ、というシンプルなものに変更しています。

詳しい話は、こちらの記事をご覧ください。

保険子どもができて生命保険を2回見なおした

 

出産のお金は、国からほぼ出してもらえる

本によると、出産までにかかる妊婦検診の費用は、ほぼ国から出してもらえるので、かかるのは、交通費とか諸々くらいらしい。

出産時にかかる費用は、平均42万円で、助成金が42万円だとか。

お金、思っていたよりもかからないのかもしれない、と思いました。

(実際にはこれくらいかかりました)

Moneytree【都内の大学病院】出産の費用はいくらかかった? 

とりあえず、今日はこんなところで。

それでは。

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