子育てするなかでけっこう困るのが、
休日や夜間のケガや体調不良ですよね。
「これって救急車を呼んだほうがいいの?」
「何科の病院に行ったらいいんだろう・・・?」
いつもの小児科の診察時間が終わってしまっていると、
どうすればいいかわかりません。
そんなときに思い出したい短縮ダイヤル
「♯8000 こども医療電話相談」をご紹介します。
♯8000 こども医療電話相談とは
♯8000 こども医療電話相談
リンク先「厚生労働省 子ども医療電話相談事業(♯8000)について」
「♯8000 こども医療電話相談」は、
夜間・休日に起こった、子どものケガや体調不良に、
- どう対応したらいいの?
- 病院を受診したらいいのかな?
と、迷ったときなどに
小児科の先生や看護師さんに相談できる
短縮ダイヤルです。
プッシュすると、都道府県の相談窓口に転送されて、
相談することができます。
救急車を呼ぶかどうか迷ったときの
「♯7119 救急安心センター」を知っているひとは、
それのこども版だと思ってもらうといいかもしれません。
♯8000 の実施時間は都道府県によって違うので注意
「♯8000 こども医療電話相談」は
一部地域しか使えない「♯7119」と違って、全国で利用できますが、
都道府県によって実施時間帯が違うので注意してください。
事前に「♯8000 こども医療電話相談」のサイトか、
お住まいの自治体のホームページで調べておくといいでしょう。
(リンク「厚生労働省 子ども医療電話相談事業(♯8000)について」)
例えば東京都なら、
- 平日18時〜翌朝8時
- 休日8時〜翌朝8時
という感じ。
小児科の診療時間外をカバーする形ですね。
ちなみに私の住んでいる東京都大田区は、
限りなく神奈川に近い東京なのですが、
神奈川県は深夜0時以降の対応はしていません。
大田区が神奈川じゃなくてよかった!
♯8000 を知ってましたか? 覚えていましたか?
「♯8000 こども医療電話相談」の令和元年の認知度は、
- 全体 21.9%
- 就学前の子どもがいる場合 70.6%
だそうです。
なんと、未就学の子どもの親でも
30%近くが、知らないか、忘れてしまっているそうです。
私も、出産時にもらった書類のなかに
あったのを、先日まで忘れていました。
いざというときに慌てないように、覚えておきましょう。
♯8000って、めっちゃ覚えやすいので。
忘れないように冷蔵庫にメモを貼りました。
実際に初めて♯8000 に電話したときの話
うちの場合は、夕飯のあと発疹が出てしまって、利用しました。
たっくんのほっぺに発疹が出て、痒いみたいでそれを拭った手にも発疹が出て、真っ赤になってしまいました。
夕飯では、全卵を使ったフレンチトーストを食べさせたので、
卵アレルギーかもしれない。。。
と思いましたが、
いつもの小児科はすでに診療時間が終わっていました。
ママがとっさに思い出して、
♯8000 に電話をかけました。
頭がまとまっていなくても、
質問形式で「的確に相談」させてくれました
- 発生した状況
- 子どもが元気なこと
- 症状が徐々に治まっていっていること
- 下痢や嘔吐などの症状もないこと
などを伝えると、
そのまま様子を見て大丈夫だと思うが、翌日心配なら小児科を受診することを勧められました。
専門家に相談できて、とりあえず安心できたことを覚えています。
翌日、いつもの小児科の診断では、
- アレルギーというよりは、冬の乾燥のせいではないか
- こまめに保湿してあげてほしい
- もしかしてフレンチトーストの卵が生だったかも?
- あげるときはよく火を通した方がいい
という内容でした。
いまは、気がついたら保湿するようにしています。
まとめ
愛する子どもになにかあったときは、
ただでさえ慌ててしまうもの。
いつもの小児科がやっていない時間でも、
♯8000 で専門家に相談して、落ち着いて対応しましょう。
それでは、また。
その日まで、あなたが相談するべきひとがそばに居ますように。
参加しています