いままで家の外では、
なかなか歩こうとしなかったたっくん。
靴の感覚に慣れないのか、外が不安なのか。
公園に連れて行っても、
歩かず立ちつくしてしまう日もありました。
それでも、ついに!
外で歩くようになったのです。
というわけで今回は、
もうすぐ1歳2か月になる息子の様子と、
私がこっそりと抱いていた、
ちょっとした希望の話です。
- イエシキと申します
- 下町の工場勤務の、40歳会社員です
- 妻とたっくん(1歳の息子)と3人で暮らしています
- 好きなSNSは、ただの購読のことを「友達」とか「フレンド」と呼ばないやつです。
息子が外でも歩くようになった
歩けるようになったばかりの息子は、
家の外では、けっこう慎重派でした。
おろして立たせてあげても、立ちつくしてしまって、歩かない。
手を引いてあげると、やっと歩く。
だけど数日経ったら慣れてきたのか、
目の前に気になるものを見つけたら、
まっしぐらにトコトコ向かうようになりました。
最近読んでいる本によると、
子どもは、次に習得したい能力のかっこうの練習台を、
じぶんで見つけて夢中になるそうです。
そんな感じなのでしょうか。
読んでいるのは、こちらの本です。
まあ、やっと外でも歩くようになってくれてよかったです。
じつは私は、一緒に外で散歩することを希望に、
0歳の育児をがんばってきたのです。
散歩をする親子をみて希望が持てたこと
たっくんが0歳の時期。
理不尽続きの育児生活に、
すこし疲れ始めていたころ。
くわえて、例の感染症の大流行。
どうせ私も家族も、
いつ死んでしまうかわからない。
そんなふうに、なげやりに考えてしまうこともありました。
で、ある日の夕方、お父さんと手を繋いで、
よちよち歩いている男の子を見かけました。
それは、ただ散歩をする親子の姿でしたが、
目が覚めるように、強くあこがれました。
私たち親子も、あんなふうになりたい。
そうなるまで、生きていたい。
この子をきちんと育ててあげたい。
嬉しいはずの育児でも、
理不尽が続けば、疲れるときもあります。
そんなとき、いつも私の希望になったのは、
この日に抱いたあこがれだったのでした。
終わりに
午前中に、近所の神社に行ってきました。
私、うっかりしていて。
ちかごろ、どこに行っても
キャッシュレスで済んでしまうので、
財布を持っていませんでした。
つまり、お賽銭がなくて、お参りできない。。。
仕方なく、散歩だけして帰ってきました。
散歩。
そう、散歩です。
私がこっそり目標にしていた、散歩。
それを、達成しました。
生きてさえいれば、いつかは達成できるような目標でしたが、
生きているだけのことが、脅かされているような昨今だったのです。
だから、よかった。
それでは、また。
その日まで、あなたの希望が、あなたの心を守りますように。
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