お父さん演説2020

Speech

初めての子供が産まれて1年が経ちました。

つまり、親になって1年経ったということです。

私が愛するカードゲーム、マジックザギャザリングの公式サイトには、首席デザイナーのマーク・ローズウォーターの記事が毎週載っています。

マークは、毎年アメリカ大統領が行う「一般教書演説/the State of the Union」と呼ばれるスピーチになぞらえた「デザイン演説」という分析記事を毎年8月に発表しています。

一年の振り返り、的な記事です。読み応えがあって、私が大好きな記事のひとつです。

今回はせっかくなので、その「デザイン演説」にならって、親として生きてきた1年を振り返ってみようと思います。

題して「お父さん演説」です。この記事は、

  1. まず感想を書く
  2. 次に、この一年の生活全体を振り返る
  3. そのあと、仕事、家事、育児など個別の分野ごとに振り返る

という構造にします。

一年の振り返りとともに、現状の確認にもなると思います。

行ってみましょう。

ひとつだけ、願いのような目標を立てた

まずは感想。

人生で初めて親になって間もなく、例の感染症によって世界は一変してしまいました。

健全で前向きなことが嫌いな私たち夫婦ですが、それでもたったひとつだけ、目標を立てました。

家族3人が生き残ること

たったひとつ、それだけ。

元気に生きていればいいじゃないか

という考えです。ちゃんと達成できてよかったと思っています。

この一年、親として生きてみてどうだったか?

良いところも悪いところも大量にあった、ジェットコースターのような一年でした。

体力、根性、計算、思いやり、信頼、のうちどれが欠けても振り落とされていたに違いありません。

夫婦が互いに多くを学んで、息子が笑っているということが、一周目のゴールにあってよかったです。

あとブログもそうですが、いくつか新しい実験を始めることができました。新たな課題も見つかりました。

余裕がなさすぎて楽しかったけど、大変な一年でした。

ブログとか、新しい活動もいくつか始めました。

家計 赤字なので立て直しが必要

赤字でした。どうして貯金がまだ残っているのか、よくわかりません。

給料は、手取りで20万円ちょっとなのに、支出が28万円くらいあります。

良かったこと

  • 2020年3月から資産運用を始めたこと
  • 10月に生命保険の見直しができたこと

たぶん合計で月4万円くらいのプラスになっています。

ポートフォリオ【成長記録】赤ちゃんが親の真似をした。株主優待と資産運用を始めた理由。保険子どもができて生命保険を2回見なおした

教訓

  • 引き続き、削減できる固定費を探すべきということ。

さらに、もっと節約について、夫婦で話し合う必要があります。ただし、奥さんは話し合いが極めて苦手。準備と工夫は必要です。

仕事 収入減、仕事と育児とを両立できる副業を探している

奥さんは妊娠時に派遣を解雇されてから、保育園を探している余裕もなかったので、育児に専念してもらっています。

子どもを授かって、初めて考えたお金のこと

仕事をしてお金を稼ぐのは、私の担当でした。

良かったこと

  • 寝なくても結構いけるとわかった。

新しく発見したのは、3時間おきの授乳のためにほとんど睡眠時間が取れなかったときも、倒れずに1週間働く能力が自分にあることです。

  • 不用品の処分で、予備費ができた。

不用品を処分したお金がまだ少しあるので、それで不足分を補っている間に、副業など次の手を打とうとしています。

子供が産まれたら不用品を処分しよう子供が産まれたら不用品を処分しよう

  • まだ余裕があるうちに、副業探しを開始できた。

広告が出ているのでわかるかもしれませんが、ブログもそのひとつです。ただし収益は出ていません。

ブログ書くブログ2か月経過。アドセンスに合格しました

あとは、せどりも試しに始めようとしましたが、準備段階で中断しています。

Amazonのセラー登録や、有料ツールの契約をしてみたんですが、利益が出る商品を探すのって大変なんですね。リサーチの時間が、圧倒的に足りないとわかって、中断しました。

時間を作れる目処が立ったら、再開したいと思っています。

教訓

  • 収入を会社だけに依存するのは危険だということ。

一年に2回も異動になりました。

  • 残業代やボーナスを予算に組み込んではいけないということ。

残業がほとんどなくなって、収入がガクンと落ちました。

残業やボーナスに頼った家計の危険さを実感しながら予算修正をしています。

  • 副業といっても甘くはないということ。

家事 分担は上手くできている。無理も出ている

良かったこと

  • 買い物と炊事は私が、洗濯と掃除は奥さんという分担が自然とできた。

平日は私が仕事に出てしまうので、その間、洗濯や掃除(と育児)は奥さんが担当です。

買い物と炊事は、だいたい私の担当です。

  • コードレス掃除機を買って、掃除が楽になったこと。

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教訓

  • 奥さんに離乳食を作る機会を作るべき。

炊事を私が担当したことで、奥さんの離乳食作りへの挑戦の機会を、奪ってしまったかもしれないと思っています。今は、ほとんど市販のベビーフードです。

  • 仕事の後、買い物と料理もしていると、自由な時間を作るために睡眠時間を削るしかなくなるが、よくない。ただし改善は今のところ難しい。

それから、副収入を得なければいけないことを考えると、私の自由な時間確保するのが下手すぎたかもしれません。

仕事帰りに買い物と炊事、後片付けが終わると、すぐにお風呂の用意をして、子供をお風呂に入れて、寝かしつけて、というふうにしていると、もう睡眠時間を削る以外に、自由な時間を作る方法がありません。

奥さんの体力や、子供の元気パワーを考えると、すぐに改善するのは難しいかもしれません。

育児 必死でこなしている

食事(授乳、ミルク、離乳食)

食事(授乳、ミルク、離乳食)は奥さんの担当です。授乳がどうやっても父親には無理なので、そういう決まりにしました。

食事=ママ

にすることで、少しでも食事に集中してもらおうと考えました。

寝かしつけ

私が会社にいる間は、奥さんに担当してもらいます。私が家にいるときは、だいたい私がやります。

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お風呂

お風呂に入れること自体は私の担当です。父親の役得とも言えます。

出てから身体を拭いて、保湿して着替えさせるのは、二人がかりでやっています。

良かったこと

  • 夫婦で必死に協力して育児ができていると思う。

私の独りよがりではなく、奥さんに聞いてもそう言っていたので、たぶんそうだと思います。

  • 息子が元気で生きている。

教訓

  • 生かすだけになってしまい、離乳食の訓練や、遊びの訓練など、上手にできていないかもしれない。

離乳食はやや遅れている。大きな塊や、少し硬めのものが食べられない。卵白は茹でる余裕がなくて、初めの1、2回しか食べていない。

手先があまり器用ではない。大人の真似も、少ししかしない。

まあ、上を目指すとキリがないので、自分達にできる範囲で、相談しながら進めようと思っています。

まとめ

以上がこの1年間の、私視点でのまとめになります。振り返りと、現状を再確認できました。

新しく初めた活動は、そのものが楽しい。ただし時間を作るのは難しい。

育児もブログも楽しいです。他にも挑戦したいことがいくつかあります。読みたい本や、勉強したいこともあります。

ただ、どうにも時間が足りません。せどりを試してみたことで、副業には、時間の確保が重要な課題だと知りました。これは、解決の目処が立っていません。

とりあえずブログを書きながら考えます。

副収入を探し始めただけでも、収入はないけど気持ちには変化があった。

会社で何が起こってもあまりストレスに感じなくなったのが、思わぬ効果でした。それどころか、仕事が少ない日はさっさと終わらせて半休をとるなど、行動の切り替えが早くなりました。

おしまい

振り返りとしては有意義だったんですけど、長いし読みづらいですよね。次回は、もう少しだけ読みやすものを書きたいと思います。

それまで、あなたの振り返りが、あなたを助ける有意義なものでありますように。

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